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ベッドマットレスの表面、内部にはハウスダストが蔓延しています。

ダニは生体（生体は害を及ばさない等、諸説ありますが同じタンパク質構成である事を考えると害はあると思います）、死骸や糞がアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、さまざまなアレルギー性疾患の原因となっています。
よってダニのアレルギー対策は生体のみをターゲットにしても意味がありません。ダニの駆除、忌避等だけではダニの死骸、フンが残ってしまい。万全のアレルゲン対策とは言えません。

ダニの寿命は好条件で100日前後です。100日生きたダニは100個程度産卵します。その卵から孵ったダニもそれぞれ同様に成長し産卵します。またダニは100日間生存したと仮定すると500個以上の糞をします。
生存期間に排泄された糞と寿命を全うした個体は死骸となり、その全てがアレルゲンとなるためネズミ算式にアレルゲンが増えていきます。よって、目に見えるシミ等ばかりに囚われるのでなくマットレスクリーニングを行なうのであればダニ由来のアレルゲンを徹底的に排除しなければなりません。

マットレスクリーニングは汚れだけでなくアレルゲン対策をしっかり行なうために両面施工をお勧めいたします。

リンサーの水洗浄に頼る業者も多いですが最初にしっかりとホコリを除去しないとスチームや洗浄の勢いでマットレスの表面や中の細かなホコリが更に奥に入り込んでしまいます。

洗浄後の汚水は茶色や黒色になり、汚れを吸い出した気になります。ですが、お茶を考えて頂くと分かりますがお茶が緑色になっても、お茶の葉は急須に残ったままです。熱湯を入れても、何回お湯を入れてもお茶の葉は消えて無くなりません。それと同様です。どれだけアレルゲンを除去できるかは最初の掃除機がけが肝心です。但し、一番除去したいダニの死骸やフンは水溶性らしいのでこれに関しては水だけでも残骸が残る可能性は少なそうです。死骸が水溶性というのは？？？ですね。

尚、しっかりハウスダストをかき出しますが排気でハウスダストをまき散らしたら元も子もありません。
掃除機の排気の集塵率は９９．９％の物を使用しているのでハウスダストをまき散らしません。

厳密にはウイルスなので殺菌ではないです・・・。

ノロウイルスは一カ所につき約１分３０秒以上蒸気を当てないと殺菌出来ません。よって、不可能ではないですが、いかに無理があるか説明いたします。シングルベッドを例に挙げるとシングルベッドのサイズは幅 97 x 丈 195 cm なので面積は18915 ㎠です。我々が使用する小型スチーマーのヘッドのサイズは大きくても250 ㎠位だと思います。

18915÷250＝75 となりヘッドサイズの75 倍の面積があります。
一カ所につき１分３０秒蒸気を当てると75 倍×1.5 分＝112 分となり1 時間52 分必要となります。
スチーマーだけで1 時間52 分もかけるのは流石に現実的ではありませんよね。

よってスチーマーではノロウイルスの殺菌効果は申し訳ありませんが望めません。

除菌については撫でるだけのやり方では効果が無い事をご理解して頂けたかと思いますが、ダニを死滅させるのには撫でるだけでも有効です。
ダニは『５０℃の熱で２０～３０分、６０℃の熱で一瞬にして死滅』します。よって、ダニであればスチーマーで撫でるだけで十分効果が有ります。
ですが、ダニは危険を感じるとマットレス深部に逃げてしまう為、ここでも撫でるだけでなくしっかり時間をかけてスチーム洗浄をする必要が有ります。
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​​​​​​​ロートクリーンでは先の病原菌の件も踏まえ丁寧に時間をかけてスチーム洗浄しております。
業者の中にはスチーマーを用いない方もいますが、ダニ駆除にはスチーマーが最善というか必須ですので施工内容でスチーマーの使用を確認されると良いかと思います。

細菌に関しても出典によっていろいろな説がありますが某大手メーカーのサイトでは前提条件として１０秒間蒸気を当てると除菌できるとありました。シングルベッドで約１２分かければ不可能では無いですが正確に隙間なく蒸気を当てられるわけではありません。

尚、多くの業者が一通りなぞるだけのやり方を行なっており恐らく除菌効果は低いのではないかと思います。中にはあり得ない事にスチーマーを使用しない業者までいます。

ロートクリーンではこの点を踏まえ可能な限り丁寧に時間をかけてスチームを行なっておりますが万全では無く除菌水（殺菌）でのすすぎを行なっております。

地球環境に『負荷』をかけずに、きれいにしたい！という気持ちからロートクリーンのハウスクリーニングは、エコ洗剤で洗浄し当店独自の除菌水ですすいでピカピカにしあげます。

ほとんどの車にダニは存在します。
車内は夏期は高温になり、冬期は低温になるのでダニは死滅し、あまり居ないと間違った知識を持っている方がいます。
過去の某有名生活情報テレビ番組でも車内の高温を利用して布団のダニ退治という誤った企画を行なっていました。
車のシートを考えてもらえば分かると思いますがカーシートは厚みのあるクッションなのでダニは深部に逃げ込めば夏は死滅温度の６０度にならず、冬は温かく死滅する事はないそうです。又、死滅したとしてもダニアレルゲンは生体よりも死骸やフンの方が粉塵となり吸い込みやすくなるので害があります。
シートのダニを洋服や愛犬が家の中に持ってきてしまう可能性があります。
だからこそ専門の除菌が必要になります。